
知事選の期日前投票スタート それぞれの思い一票に託す
任期満了に伴う知事選は21日、県内各地で期日前投票が始まった。4期務めた佐竹敬久知事が退任することに伴い、16年ぶりの誕生となる新リーダーを選ぶ重要な選挙。能代山本の4市町でも、各投票所に有権者が足を運んで大切な一票を投じた。知事選には、元副知事の猿田和三候補(61)=秋田市=、元自民党県議の鈴木健太候補(49)=同=、無職の大久保範夫候補(73)=同=の3人が立候補。21日に市役所の投票所を訪れた農業男性(74)は、テレビニュースなどが伝える候補者の訴えを参考にしたといい「安心して米作りができる環境をつくってほしい」。今春高校を卒業した男性(18)は、初めての一票を投じた。地元就職が決まっており「若い世代が楽しく暮らしていける地域になれば」と話した。投開票は4月6日に行われる。
