「これからも見守って」 春彼岸の中日、家族連れなどが墓参り

 春彼岸中日の20日、能代山本各地の墓地や寺院には墓参者が訪れ、花などを供えて先祖や先立った家族らを供養した。17日に彼岸入りし、20日が中日、23日が彼岸明け。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われる通り雪はすっかりなくなり、冷え込みも和らいできている。能代市萩の台の墓地では、20日午前から多くの人が墓参りに訪れ、墓石に水をかけたり、ブラシで磨いたりして、冬の間に付いた汚れを落とした。きれいになった墓には花や線香などを供え、静かに手を合わせていた。同市寿域長根の佐藤イキさん(95)は息子の嫁と訪れ、「家族みんなが健康に元気に過ごすことができればいい。これからも見守ってくださいとお祈りしました」と話した。

墓前で手を合わせ先祖を供養(能代市萩の台で)
墓前で手を合わせ先祖を供養(能代市萩の台で)

関連記事一覧

error: Content is protected !!