アイナメ、そろそろ好期

終盤のヤリイカも釣果上向き

　「寒の戻り」が続いた能代山本地方ですが、今後は平年より気温が高くなる日が増える見込み。釣行を楽しむ人も増えそうです。

アイナメ

　男鹿半島一帯の各港湾、地磯ではルアー釣りで20～25㌢クラスが１人０～１匹。そろそろ春の好期の気配だ。タックルは、７～８㌳クラスのロックフィッシュ用、またはエギング用のロッド、スピニングリール、１～１・２号のＰＥライン、12～16㍀のショックリーダーを使用する。ルアーはホッグ系、シャッド系の３㌅クラスのワーム、14～28㌘のシンカー、１～１／０番のオフセットフックを使用したテキサスリグ、フリーリグが良い。

ヤリイカ

　八峰・岩館周辺の五能線沿線の各漁港、地磯では胴長15～40㌢クラスが１人０～16杯。男鹿半島一帯の各港湾、地磯では胴長15～25㌢クラスが１人０～22杯。いずれもエギングで、エギまたは餌巻きエギを使用し、餌は鶏のササミ。終盤の好期到来で釣果が上向いており、熱中したくなるところだが、夜間中心の釣りなので、安全第一で臨みたい。

クロソイ

　男鹿半島・戸賀沖のルアー釣りでは40～50㌢が１人０～２匹。ルアーは１００～１５０㌘の鯛カブラ、40～１５０㌘のメタルジグを使用。レンコダイ、ウッカリカサゴ、メバル、オニカサゴなどが交じる。釣り方は鯛カブラ、メタルジグともに底から１～２秒間にリールのハンドルを１回転させるくらいの一定スピードで５㍍ほど巻き上げるのが基本。巻き上げたらラインを送ってルアーを着底させるが、この時の着底から巻き上げ開始の時間を一瞬にすればするほど魚に見切られにくく釣れやすい。また、クロソイというと根魚で底べったりに着いているイメージが強い。それは間違いではないが、イワシなどのベイトフィッシュの群れが中層を回遊している時は底から10～20㍍浮いていることもある。底から５㍍の範囲を基本にしつつも、たまに底から20㍍上まで巻き上げると良い。特に魚群探知機の中層にベイトフィッシュの反応が出ている時はその頻度を上げたい。

情報提供は秋田市の釣り東北社
TEL：018-824-1590