能代山本広域消防、大船渡山林火災への緊急援助終了 最後の第7次隊帰還

 岩手県大船渡市で発生した山林火災に対応するため、7次にわたって派遣された緊急消防援助隊県大隊は19日、すべての任務を終えた。能代山本広域市町村圏組合消防本部の第7次隊10人は同日昼すぎに帰還。県内外の消防隊と協力して活動に当たったことを伊藤均消防次長に報告した。県大隊は先月26日の火災発生後に消防庁長官からの「求め」を受けて第1次隊が出動。その後は3泊4日のローテーションで派遣を続け、16~19日に活動した第7次隊をもって活動を終えた。22日間で能代山本広域を含む13消防本部から延べ212隊・748人が出動。能代山本広域消防本部は指揮隊、消火小隊、後方支援小隊の3隊10人編成で活動を続け、延べ21隊・70人が現地入りした。

緊急消防援助隊の第7次隊が岩手県大船渡市から帰還(能代山本広域市町村圏組合消防本部で)
緊急消防援助隊の第7次隊が岩手県大船渡市から帰還(能代山本広域市町村圏組合消防本部で)

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