東日本大震災から14年 能代山本の住民ら、犠牲者の冥福と被災地復興祈る

 平成23年の東日本大震災の発生から11日で14年となった。2万2千人を超える死者(震災関連死含む)と行方不明者を出した未曽有の自然災害となり、今も能代山本を含む全国で約2万7千人が避難生活を送る。能代山本でも地震発生時刻の午後2時46分に合わせて住民が「3・11」の当時を思い出したり、被災地に思いをはせたりして黙とうをささげ、犠牲者の冥福や被災地の復興を祈った。三種町森岳小(原田大校長、児童117人)では、地震が発生した午後2時46分に合わせて1分間、全校児童と職員が各学級で静かに黙とうをささげた。4年生の教室では、震災後に生まれた児童に、担任教諭が震災の被害や発生時の様子について自身の経験を交えながら語り、児童たちは災害の大きさや命の大切さに思いを巡らせた。

地震が発生した午後2時46分に合わせて黙とうをささげる児童たち(三種町森岳小で)
地震が発生した午後2時46分に合わせて黙とうをささげる児童たち(三種町森岳小で)

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