大船渡の山林火災の援助で第2次隊10人出動 能代山本広域消防本部

 岩手県大船渡市で先月26日から続く山林火災に、緊急消防援助隊を派遣している能代山本広域市町村圏組合消防本部は1日、現地で消火活動に当たる第1次隊と交代する第2次隊10人を出動させた。隊員は1日も早い終息を目指し、県内外の消防隊などと連携して引き続き活動に当たる。同日午前5時30分ごろ、能代市緑町の同消防本部には、同消防本部のほか、鹿角広域、大館市、北秋田市の各消防本部の第2次隊29人が参集。県が手配した大型バスに防火衣やホースなどの資機材を積み込むと、同6時ごろに泉政樹消防長らの見送りを受けて出発した。泉消防長は「出動する隊員がけがや事故なく無事に活動し、1日も早い終息につながることを願う」と激励した。

能代山本広域など県北4消防本部の職員が緊急消防援助隊の第2次隊として出発(能代山本広域市町村圏組合消防本部で)
能代山本広域など県北4消防本部の職員が緊急消防援助隊の第2次隊として出発(能代山本広域市町村圏組合消防本部で)

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