インドネシアからの視察団、能代の産業に理解 人手不足解消へ関係づくり

 インドネシアの送り出し機関や日本語学校、工科大学などが28日、能代市の木材・製造企業を視察したほか、洋上風力発電所やロケット実験場を訪れ、能代の産業に理解を深めた。失業率の高い現地の若者の雇用機会を創出し、能代市で深刻な企業の人手不足解消を目指す。受け入れ調整を進める同市の「COCORO(ココロ)」や市の関係者が実際の企業現場を案内した。同市を訪れたのは、大手送り出し機関兼日本語学校「ミノリ」と短大「ポリテクニック・タクミ」、工科大学「アストラテック」の3団体。外国人材の獲得・定着に向けた企業の取り組みを支援する「COCORO」と市の関係者がインドネシアを令和5年から6年にかけて数回訪れた際、現地で対応してくれたことが縁で来能が実現した。

アキモク鉄工で社員から説明を受けるインドネシアの視察団(能代市扇田で)
アキモク鉄工で社員から説明を受けるインドネシアの視察団(能代市扇田で)

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