
港周りはメバルやクロソイ
春に向けて釣り具メンテを
一時寒さが緩んだものの、ここ数日は真冬並みの天気です。気持ち良く釣行できるのは、3月に入ってからになりそうです。
クロダイ
男鹿半島一帯の各沖磯、各地磯ではウキフカセ釣りで35~45㌢クラスが1人0~5匹。マダイ、根魚が交じる。餌はオキアミ。タナは底ベタが基本。
メバル
男鹿半島一帯の各港湾ではルアー釣りで15~18㌢クラスが1人0~2匹。クロソイ、アジも交じる。ジグヘッドリグを使用し、ワームはピンテール系。底層でアタリが多い。
ヤリイカ
男鹿半島一帯の各港湾ではエギングで胴長15㌢クラスが1人0~2杯。餌巻きタイプのエギ、スッテ、イカ針を使用。餌は、鶏のササミ、サメ、コウナゴを使用。日没直後が有望。
水温が1年で一番低くなり、かつ海が荒れやすい時期に入ったことで、海の釣り物もだいぶ減ってきた感がある。いわゆるオフシーズンに突入したわけだが、釣りに行けない時には釣り具のメンテナンスをお勧めしたい。
まず竿(さお)は、ひび、割れ、傷がないか確認しながら、ぬれタオルで一度汚れを取り、フッ素コートなどのメンテナンス材を使いながらタオルで磨く。ガイド部は材質によってサビ、腐食もしやすいので、汚れなどをぬれタオルなどでしっかり取りたい。
リールは、スピニングリールの場合は、ラインローラーがスムーズに回るか確認する。回らない場合は中のベアリングが塩分や汚れで固着、最悪さびている可能性がある。ベアリングを外し、フィルムケースなどに入れてパーツクリーナーを噴霧してからふたをしてシェイクするときれいになる。この作業で直らない場合は部品交換が必要となる。
また、ベイトリールともにボディー内部については、複雑な構造になっているものが多く、知識なく分解すると元に戻せなくなることも多い。オーバーホールが必要な場合は、購入したショップを通してメーカーにお願いするのが無難だ。メンテナンスは、釣り具を長持ちさせるだけでなく、道具への愛着や釣った時の喜びも増すこともできるのでお勧めだ。
情報提供は秋田市の釣り東北社
TEL:018-824-1590