
「事業継続をお願いした」 斉藤市長、洋上風力見直しの三菱商事側に伝える
能代市・三種町・男鹿市沖の洋上風力開発事業を進める事業者が、能代市の斉藤市長と三種町の田川町長を訪れていたことが18日分かった。両市町によると、能代市には今月4日、三種町には5日に訪問。このうち能代市では、三菱商事洋上風力(東京都)のプロジェクトダイレクターなど3人が斉藤市長と面会した。同社側は、スケジュールやコストなど事業性の再評価を行っていることを説明しつつ、事業を進めていきたい旨の話をしたという。市長は18日の記者会見で面会について明らかにし、「事業継続をしっかりとお願いした」と説明。また「事業計画なので、その時の時代背景や景況で左右されるのは仕方ない。カーボンニュートラルに関する国の方針が変わっていない以上、今後もしっかり事業展開してくれるものだと思っている」とも述べた。