防災気象情報の効果的活用法学ぶ 能代地区危険物安全協会・新春講演会

 能代地区危険物安全協会(塚本真木夫会長)の新春講演会は8日、能代市柳町のプラザ都で開かれた。秋田市在住の気象予報士で防災士の浅香望さんを講師に迎え、防災気象情報の効果的な活用について理解を深めた。同協会の会員など約30人が出席。講演で浅香さんは「ハザード」と「災害」の違いについて紹介した上で、平成25年の本県の大雨災害や能代市の災害リスクを解説。土砂災害が発生する可能性が高い鶴形地域や二ツ井地域といった内陸では、危険が迫っている場合はすぐに避難することが重要だとしたほか、各種警報に応じた行動をあらかじめ決めておく「行動のパッケージ化」や、マイタイムラインの作成なども呼び掛けた。

災害から身を守るため、防災気象情報の活用方法を学んだ新春講演会(プラザ都で)
災害から身を守るため、防災気象情報の活用方法を学んだ新春講演会(プラザ都で)

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