長年の交通安全活動の功績たたえ 能代市の斉藤さんに緑十字金章

　能代山本地区安全運転管理者協会副会長の斎藤宗一郎さん（76）＝斎藤建設代表取締役＝が、交通栄誉章「緑十字金章」を受章した。50年以上にわたり、事業所で交通安全意識の高揚に努めてきた功績が認められた。３日に能代署を訪れ、小林雅彦署長に受章を報告した。斎藤さんは、昭和48年に斎藤建設（能代市日吉町）で安全運転管理者に就任。従業員の意識高揚、無事故・無違反の呼び掛けなどに力を入れた。平成28年から能代山本地区安管協会の副会長を務めている。同23年に緑十字銅章、令和４年に同銀章を受章している。緑十字金章に今回対象となったのは全国の１１９人で、本県では斎藤さんを含む２人。１月15日に警察庁などが東京都内で開いた第65回交通安全国民運動中央大会の席上で表彰状が授与された。