コロナワクチン接種率伸び悩む 能代市は10・8% 昨年12月末現在

 65歳以上を主な対象に定期接種化された新型コロナウイルスワクチンの接種率(昨年12月末現在)は、能代市が10・8%、山本郡3町も13~20%台にとどまっている。同じ時期・対象者に定期接種で行われているインフルエンザワクチンの接種率(同)は、同市の場合例年並みの約5割で、新型コロナワクチンの伸び悩みが目を引く。市健康づくり課は、「かかってしまうと重症化する人は確実にいる。重症化が懸念される人はかかりつけ医と相談し(接種を)検討してみてほしい」と話す。新型コロナワクチンの定期接種の費用は1万5300円程度と高額だが、国の助成に加え、能代山本の各市町は独自に助成(3500円)し、実質の窓口負担は3500円程度。市町の助成を受けて接種できる期間は2月末まで。

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