
豆まいて鬼退治 能代・龍泉寺節分会に100人参加
能代市清助町の湯殿山龍泉寺(木村祥泉住職)で2日、節分会が開かれた。邪気を払って福を授かろうと市内外から多くの家族連れらが訪れ、護摩祈とうを受けたほか、「鬼は外、福は内」と元気よく豆をまいた。節分会は、招福祈願や住民の交流を深めることを目的に、新型コロナウイルス禍を除いて毎年開催。同寺では今年、30枚限定の御朱印を用意したほか、授乳室やおむつ交換室を設けるなどの参加しやすい環境づくりを行い、昨年の倍となる約100人が訪れた。木村住職(42)が節分や豆まきの由来などを説明する講話や、護摩祈とうを行った後、豆まきを実施。腹部に「愚痴」や「嘘(うそ)」などと書かれた紙を貼り付けた赤や青の鬼3匹が現れると、子どもたちが落花生を投げて追い払い、福を招いた。
