
新ごみ処理施設稼働後に南部・北部両工場解体へ 広域圏組合
能代市竹生地内に「新ごみ処理施設」を建設している能代山本広域市町村圏組合は、現在の廃棄物処理を担っている南部清掃工場(三種町鵜川)と北部粗大ごみ処理工場(八峰町峰浜沼田)の解体を計画している。新施設の稼動(8年4月)後の9年度に工事着手する方針。来年度から実施設計を行って費用などを算定する。同組合議会は昨今の労務費などの上昇による影響を懸念し「費用算定は綿密に」と求めている。南部清掃工場は平成7年度、北部粗大ごみ処理工場は昭和61年度の供用。いずれも改良工事を行うなどして維持管理されてきたが、老朽化が進んでいる。解体方針は、昨年12月に開かれた同組合議会全員協議会で事務局が示した。現時点の費用見込み額の試算は南部清掃工場が13億3452万円、北部粗大ごみ処理工場が7億5584万円。
