
三種町の中学1年生、3D技術でキーホルダー作り体験
3D─CAD(コンピューター利用設計)ソフトや3Dプリンター(積層造形装置)を活用したワークショップ(WS)が先月30、31の両日、三種町内の3中学校で開かれた。町教育委員会が、教科横断的な学びを通して課題の発見・解決力を養う「STEAM教育」として、町内3中学校の1年生を対象に企画。五城目町で町内外の子どもたちにデジタル技術を体験する機会を提供する施設「ハイラボ」を運営する松浦真さんら3人が講師を務め、先月30日に琴丘、31日は山本、八竜の2校で行った。このうち八竜では1年生30人が、3D─CADソフトを使い、町章をモチーフにしたキーホルダー作りを体験。タブレット端末で作製した立体図面を3Dプリンターに送ると、キーホルダーは10分ほどで完成、生徒は「すごい」と目を輝かせていた。
