不夜城継続に「新たな保管場所必須」 在り方検討会、年度内に市へ提言

 能代七夕「天空の不夜城」在り方検討会が31日、能代市役所で開かれ、市に報告する提言案を確認した。灯籠の保管施設について、現在使用している市の2施設はいずれも耐用年数を超えており、提言案では「天空の不夜城の継続には新たな保管場所が必須」としたほか、将来的なイベント内容の方向性と、それに伴う灯籠の基数、必要な機能や建設場所、コスト、役七夕との連携等について「専門的に議論する場」を設けて早期に検討を始めることを求めるとしている。今後、提言を成文化し、年度内にも斉藤市長に提出したい考え。検討会は5年7月に市が設置。天空の不夜城を継続することを前提にし、委員13人が▽運行体制▽市民意識の醸成▽イベント内容▽維持管理、保管施設──などに焦点を当てて議論を重ねてきた。

意見を交わす能代七夕「天空の不夜城」在り方検討会の委員(能代市役所で)
意見を交わす能代七夕「天空の不夜城」在り方検討会の委員(能代市役所で)

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