三種町議会、定数2減の「13」に 議会改革特別委が中間案まとめる

 昨年6月から議会改革に関して協議を重ねてきた三種町議会の議会改革特別委員会(成田光一委員長、委員14人)は、定数、報酬など四つの案件について中間案を取りまとめた。定数は現行の15から2減の「13」とし、報酬は「現状維持」としている。また、議員席と町当局席の空間を対象にした議場のバリアフリー化は高額な経費が見込まれるとして改修を行わず、議会の映像配信については「本会議の録画配信を行う」と示している。中間案は昨年12月の採決を経て取りまとめた。定数について議員からは、「人口1千人に議員1人の考えで、人口減少に伴い定数削減は避けられないのではないか」との意見の一方、「議員は地域の声を吸い上げる役割があり、減らすべきではない」といった意見も。採決(委員長除く)では「定数13」に10人が賛成した。

協議を重ねる三種町議会改革特別委員会
協議を重ねる三種町議会改革特別委員会

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