「サキホコレ」作付け推奨地域に能代市、三種町の一部を追加 8年産から栽培へ

 県は、県産米オリジナル品種「サキホコレ」を作付けできる推奨地域に能代市と三種町の一部に当たる四つの集落群を追加することを決めた。新たに加わる集落群は、同市①が朴瀬や常盤など、同市②が竹生や比八田などのそれぞれ一部、同町鹿渡①が旧琴丘町の鹿渡地区、同町鹿渡②が旧八竜町と旧山本町の一部地域を含む。サキホコレはブランド米として令和4年に本格市場デビューした後も、作付けには品質や食味を維持するために一定の気象条件が必要とし、県北地区は推奨地域から外されていたが、栽培試験で基準をクリアしたエリアを新たに加えた。両市町の編入地域では、7年度中に生産団体の立ち上げといった準備を進め、8年産からの栽培が見込まれている。

米売り場に並ぶ県産ブランド米「サキホコレ」(能代市内のスーパーで)
米売り場に並ぶ県産ブランド米「サキホコレ」(能代市内のスーパーで)

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