「能代の花火」の観覧チケット値上げへ 原材料費高騰など受け

 能代の花火実行委員会(委員長・佐藤肇治能代商工会議所会頭)は29日、能代市元町の能代商工会館で会議を開き、7月19日に能代港で開く「第21回港まつり能代の花火」のテーマを「RESTART~響け光と風の声~」に決めた。またロシアによるウクライナ侵攻に伴う花火の原材料費高騰、花火師の輸送費の高騰などを受け、観覧席のチケット代を前売り、当日券ともに値上げする。カメラマン席、車椅子席を除くすべてで、前売りのマス席は1万8千円(3千円増)、フレンド席2万3千円(同)、トリプル席1万6千円(同)、カップル席1万3千円(1千円増)、椅子席4500円(500円増)とする。当日券も500~4千円値上げする。このほか今年は、花火の打ち上げに合わせ希望者の伝言を会場でアナウンスする「メッセージ花火」を復活させる。

チケットの値上げなどを決めた能代の花火実行委(能代商工会館で)
チケットの値上げなどを決めた能代の花火実行委(能代商工会館で)

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