マダラ漁も振るわず 八森、岩館漁港しけで操業限られる

 真冬の海の幸として親しまれているマダラ漁が八峰町の八森、岩館両漁港で行われている。しけで操業が限られ、27日までに出漁できたのは7日間で、水揚げ量は例年より少ない8・1㌧にとどまる。ハタハタ漁に続いてマダラ漁も振るわず、漁業者からはため息が漏れる。県漁協北部支所によると、管内の底引き網船は八森、岩館漁港で各3隻の計6隻が操業。27日は八森で0・9㌧、岩館で1・6㌧の計2・5㌧を水揚げし、今季最多の漁獲量となった。競りに掛けられ、浜値で1㌔当たり雄500円、雌200円の値が付いたという。マダラ漁は2月まで行われる。

県漁協北部支所のマダラ漁は27日、2・5㌧を水揚げ(八峰町の八森漁港で)
県漁協北部支所のマダラ漁は27日、2・5㌧を水揚げ(八峰町の八森漁港で)

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