中学校部活動の地域移行で意見交換 能代市総合教育会議
能代市総合教育会議(議長・斉藤市長)はこのほど、市役所で開かれた。市が8年度をめどに目指している中学校部活動の地域移行(地域展開)をテーマに、出席者が市や地域クラブの現状や課題などを踏まえ、より良い移行の在り方について意見を交わした。会議には、教育委員や市教委幹部ら約20人が出席。生涯学習・スポーツ振興課の担当者が市内中学校の部活動やモデルケースとして活動している「NOSHIROソフトボールクラブ」の現状などを報告。今後の取り組みについては「市と学校、保護者、関係団体などの役割を『見える化』していく。統括コーディネーターの配置など教育部内の体制強化を図っていきたい。持続可能で多様なスポーツ、文化芸術環境の構築のため、関係者の知恵と力を結集し、一歩ずつ取り組む」とした。