架空の町で仕事や買い物体験 「しごとーーい」に小学生100人参加

 小学生を対象にした職業体験イベント「しごとーーいのしろ」が25日、能代市海詠坂の能代山本広域交流センターで開かれた。架空の街「こどものまち」には21のブースが設けられ、参加した約100人の子どもたちがさまざまな仕事で働き、得た給料で納税や買い物を行うことなどを通じて社会の仕組みを楽しみながら学んだ。「しごとーーい」は、平成27年から各地域の団体が企画・運営している子ども向けのキャリア教育イベント。能代市では、地域おこし協力隊や市民有志らが実行委員会(佐藤香蓮代表)を組織し令和3年11月に初開催し、4回目の今回は市と市教育委員会との共催で開いた。まちの運営は子どもだけで行うため、保護者は会場に入れず、スタッフやボランティアの大人は猫耳などを着けた「おとにゃん」という妖精としてサポートした。

小学生がさまざまな仕事を体験した「しごとーーいのしろ」(能代山本広域交流センターで)
小学生がさまざまな仕事を体験した「しごとーーいのしろ」(能代山本広域交流センターで)

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