銘木センター、初市の売り上げは3870万円
県銘木センターの東日本銘木展示大会(初市特市)2日目は25日、能代市河戸川の同センターで残った製品の競りが行われ、閉幕した。製品と原木の販売総額は2日間で3870万円だった。製品の出品数は少なかったものの、旺盛な買い気に支えられて前年並みを維持した。同センターは「慢性的な原木不足が続く中では大健闘といえる」と満足感を示した。製品は能代山本の製材所などが手掛けた天井板、造作材、厚板など約2300点が競り売りされ、テーブルやカウンターの材料になる「厚板」で高値の取引が目立った。建具や枠材など広い用途に使われる「柾(まさ)平割」も強含み。内装の壁の下部などに張る「腰板」は完売した。