子宮頸がんなど防ぐHPVワクチン、能代市で接種急増
能代市で今年度、子宮頸(けい)がん予防のための「HPVワクチン」の接種実績が増えている。定期接種の主な対象となっている中高生の接種人数は昨年11月末現在116人で、5年度の70人に比べて46人(65・7%)の増。接種機会を逃した人が無料で受けられる「キャッチアップ接種」の対象者の接種人数は313人で、5年度の108人に比べて3倍近くに増加。報道等で接種が周知されたことなどが背景にあるとみられる。国はキャッチアップについて、4~6年度中に1回以上接種した人は7年度の接種分も無料とする方針を決めており、市は「希望する人は早めに接種してほしい」としている。問い合わせは市子育て支援課(☎0185・89・2948)へ。