観光素材に磨きを 田舎暮らし大学みたね、インバウンド学ぶ

 農産物の収穫や手打ちそばといった体験プログラムをそろえている三種町のグリーンツーリズム団体「田舎ぐらし大学みたね」(柴田千津子会長)は24日、訪日外国人旅行者(インバウンド)に関する勉強会を琴丘地域拠点センターで開き、観光素材の磨き上げや誘客の可能性を考えた。インバウンドの誘客による地域振興を目指す一般社団法人・あきた白神ツーリズムの畠譲さんが講師を務め、町や町観光協会の担当者も含め11人が参加した。畠さんは、本県への延べ宿泊者数の6割近くが台湾であると紹介。インターネットで宿泊施設や交通手段、体験プログラムなどを手配する動きが世界的に高まっている現状を踏まえ、「今はインターネットで旅を購入する時代。インターネットに商品が掲載されていないと、存在しないのと同じ」と指摘。プロモーション力が強いオンライン旅行会社の存在も紹介しながら、インターネットを活用した情報発信・商品販売を呼び掛けた。

インバウンドについて理解を深めた勉強会(三種町琴丘地域拠点センターで)
インバウンドについて理解を深めた勉強会(三種町琴丘地域拠点センターで)

関連記事一覧

error: Content is protected !!