昔ながらのわら細工に挑戦 「美術ノマド」ワークショップ
能代山本で美術を通した居場所づくり活動を展開する「美術ノマド」のわら細工ワークショップ(WS)が23日、三種町志戸橋の「ままのいえ」で開かれ、参加者は講師の丁寧な指導を受けながら、稲わらの穂先の部分で作られた「みごぼうき」と観賞用の鶴のわら細工作りに挑戦。昔ながらの技術に理解を深めた。「美術ノマド」は、画家の富樫知里さん(能代市)による居場所づくり活動。能代山本のレンタルスペースで絵やものづくりに取り組む講座を定期的に開いている。わら細工WSは昨年に続いて2回目で、今回は能代市と同町の10代から70代までの男女8人が参加。八峰町峰浜水沢の手這坂集落に住む木村郁代さん(43)を講師に、手這坂の田んぼで刈り取り、選別した稲わらでWSに取り組んだ。