制服の「お下がり」、5年度は89世帯・93人が利用 能代市社福協が橋渡し

 能代市社会福祉協議会は、市内の中学校や高校の制服の「お下がり」を橋渡ししている制服リユース事業の利用を呼び掛けている。経済的負担が重く新品の購入は困難だったり、着用期間を踏まえ躊躇(ちゅうちょ)したりする子育て家庭は少なくなく、5年度は89世帯の子ども93人が利用した。今年度も入学試験や卒業式、入学、進級など、身だしなみを整えたい機会が増える季節を迎え、2月は平日の通常対応に加え休日開催も予定。卒業などで着なくなった制服の寄付も呼び掛けている。寄付の受け付け、提供とも平日(午前8時30分~午後5時15分)は随時対応。問い合わせは市社福協(☎0185・89・6000)へ。

学校・サイズ別に保管され、「お下がり」に活用されるのを待つ制服(能代市社会福祉協議会で)
学校・サイズ別に保管され、「お下がり」に活用されるのを待つ制服(能代市社会福祉協議会で)

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