能代市地球温暖化対策実行計画「おおむね妥当」 市環境審、意見付し答申

 能代市環境審議会(木村俊介会長)は22日、市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)の策定について斉藤市長に答申した。同計画案は「おおむね妥当」とする一方で、再生可能エネルギーの地産地消に先導的に取り組むことや、温室効果ガス排出量の削減に向けて意識醸成を図ることなどを求める意見を付した。同計画は、12年度までに、森林のCO2吸収量を加味した実質のCO2排出量を平成25年度比で56%削減することを目標に設定。取り組みとして、再生可能エネルギー設備の導入や省エネルギー設備・機器に関する補助金の検討、再エネ由来の電気の利用に努めること、地域の事業者のエネルギー事業への参画促進、適切な森林整備でCO2吸収量の確保に努めることなどを盛り込んでいる。環境審議会は昨年11月20日、諮問を受けていた。

斉藤市長に答申する市環境審議会の木村会長(左)
斉藤市長に答申する市環境審議会の木村会長(左)

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