昨年の大館能代空港東京便利用者、過去最高の19万1126人

 昨年1年間の大館能代空港(北秋田市脇神)発着の東京(羽田)便利用者は19万1126人と、過去最多だった前年を1万5752人(9・0%)上回った。1日3便(往復)が定着し利便性が高まったことや、地元自治体などが利用促進に向け諸施策を講じたことが要因とされる。こうした実積が評価され、国土交通省の「羽田発着枠政策コンテスト」枠で配分されている1便が、11年3月24日まで4年間延長となった。県の同空港管理事務所のまとめによると、通年で東京3便となって2年目の昨年は2196回の運航を計画、欠航が40回あり、運航は2156回。前年と比べ、運航回数は9回減ったものの、利用者は1万5752人(9・0%)増えた。搭乗率は56・7%で、5・0%上昇した。

昨年1年間の東京便利用者が過去最多となった大館能代空港(北秋田市脇神)
昨年1年間の東京便利用者が過去最多となった大館能代空港(北秋田市脇神)

関連記事一覧

error: Content is protected !!