夜間の移動手段の一助に 24日から能代市街地で「ナイトコサクル」実証運行
能代市万町の第一タクシー(中嶋吉博代表社員)は、24日から市街地で夜間まちなか乗合タクシー「ナイトコサクル」を実証運行する。市の「まちなかコサクル」のシステムや乗降場所(119カ所)を利用して運行し、夜間の移動手段を確保する一助としたい考え。同市では新型コロナウイルス禍による運転代行業者の廃業・事業縮小や、タクシードライバーの高齢化などにより、飲食後の“夜の足”が慢性的に不足しており、車両の到着まで時間を要する状況が続いている。市は、混雑の緩和につなげようと夜間乗合タクシーの実証運行を考え、市内タクシー事業者3社に運行を打診したところ、第一タクシーが手を挙げた。同社所有のジャンボタクシーを使用。運行時間は午後7時30分~10時。料金は1人当たり1回880円。予約はアプリのみ、支払いはPayPayのみ対応。