八峰町のハタハタ館、4月から入浴料引き上げへ 2年連続の赤字受け
八峰町は20日、町の第三セクター・ハタハタの里観光事業(代表取締役・堀内町長)が運営する同町八森のハタハタ館の今年度の赤字額が1千万円超に上る見込みだと明らかにした。同日の町議会全員協議会で当局が説明した。赤字は2年連続。これを受け、当局は7年度の経営健全化に向けた改善方針を示し、3500万円の指定管理料を据え置く一方で、入浴料の値上げなどに踏み切りたいとした。4月から入浴料を大人500円から700円に、子ども200円から300円とするほか、回数券も1千円~3600円値上げする考え。さらに電気料金の見直しに加え、今月22日からレストランの営業日・時間をコロナ禍以前に戻すなどして改善を図るとした。堀内町長は「7年度に結果を出せるように、しっかりと頑張っていきたい」と話した。