能代科技高出身の阿部、日本競輪選手養成所入所試験に合格

 日本競輪選手養成所(静岡県伊豆市)の第129回(男子)および第130回(女子)選手候補生入所試験の合格者が16日、発表され、男子の技能試験で能代科学技術高出身の阿部蒼大(19)が合格した。今後は訓練生活を経て国家試験に合格することで、プロデビューを果たすことができる。阿部は八峰中から能代科技高に進学し、自転車競技部に所属。2年連続で全国高校総体(インターハイ)に出場するなど活躍を見せた。同養成所では、競技用自転車でのタイム測定が含まれる技能試験とタイム測定が含まれない適性試験があり、阿部は技能試験を受験。昨年10月に1次試験(自転車による1千㍍の走行時間の計測など)、同12月に2次試験(身体検査や適性検査など)を実施した。男子の技能試験は64人が合格し、本県からの合格者は阿部のみ。

日本競輪選手養成所に合格した阿部(写真は能代科技高2年時)
日本競輪選手養成所に合格した阿部(写真は能代科技高2年時)

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