除雪用具の需要急増 ホームセンターに客駆け込む

 能代山本のホームセンターなどでは16日夜から17日にかけての大雪を受け、除雪用品を買い求める地域住民の姿が目立った。この冬は雪が少ない状態が続き、出番が少なかった除雪用品だが、一気に積雪が増えたことで需要が急増、購入が進んだ。能代市鰄渕のサンデー能代店では、出入り口付近に特設コーナーを準備。スノーダンプやスコップ、雪を運ぶためのそりなどを並べた。17日は開店した午前9時から買い物客が訪れ、除雪用品を手に取った。着脱式スコップを購入した同市常盤の60代女性は「夜中から雪がすごく、朝には膝の下くらいまであった。除雪中も雪が降り、きりがない」と苦難している様子だった。小玉弘志店長は「この先雪が硬くなると、金属製のスコップの購入が進むと見込んでいる」と話していた。

大雪となり住民が除雪用品を買い求めた(能代市鰄渕で)
大雪となり住民が除雪用品を買い求めた(能代市鰄渕で)

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