能代山本どか雪、今冬一番 二ツ井で積雪65㌢、能代は27㌢

 能代山本地方は16日夜から17日朝にかけ、冬型の気圧配置や本県上空の強い寒気の影響で大雪となった。今冬一番のどか雪に、街なかでは地域住民らが朝から除雪作業に追われた。秋田地方気象台によると、寒冷前線を伴った低気圧が急速に発達しながら津軽海峡付近を通過。東北地方の上空約5千㍍には氷点下39度以下の寒気が流れ込んで大気の状態が不安定となったため、県内各地でまとまった雪が降った。県建設部のデータによると、能代山本の5観測地点の積雪深(17日正午時点)は▽藤里町素波里103㌢▽能代市二ツ井65㌢▽三種町琴丘61㌢▽八峰町八森46㌢▽能代市能代27㌢──。気象台によると、きょう18日は寒気や気圧の谷の影響で曇りで、朝晩は雪の降る所がある見込みとしている。

能代山本地方は16日夜から17日朝にかけて、一気に雪が降り積もった(能代市清助町で)
能代山本地方は16日夜から17日朝にかけて、一気に雪が降り積もった(能代市清助町で)

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