阪神・淡路大震災から30年 店舗は防災用品そろえ有事への備え呼び掛け
17日で阪神・淡路大震災の発生から30年を迎えた。昨年は元日に能登半島地震が発生、南海トラフ地震などの巨大地震への備えも叫ばれている。冬場の災害発生も想定し、改めて防災意識を見直してもらおうと、能代山本のホームセンターやスーパーなどでは防災関連用品のコーナーを充実させて、有事の備えを呼び掛けている。このうち能代市鰄渕のサンデー能代店は、防災用品の専用コーナーを店内に常設。懐中電灯や簡易トイレ、ヘルメット、ウオータータンク、家具類の転倒防止伸縮棒や落下防止粘着マット、開き戸ロックなど地震や停電、水害などの対策商品を豊富に並べている。担当者は「災害は起きないに越したことはないが、いつ起きるか分からない。防災を意識していくことが大事であり、日頃からの備えを薦めたい」と話す。