縁起物焚き1年の無病息災願う 藤里町藤琴地区でどんど焼き
藤里町藤琴地区の「どんど焼き」は15日夜、町総合開発センターグラウンドで行われた。住民たちが持ち寄った正月のしめ飾りやお札などの縁起物を焚(た)き上げ、今年1年の無病息災を願った。会場では婦人会による豚汁の振る舞いも行われ、激しい雪の中で集まった住民たちに温かい食べ物が喜ばれた。同町では、住民有志が町営スキー場で正月のしめ飾りやお札、お守りを燃やしたのが始まりで、現在は藤琴地区活動推進協議会(田中市夫会長)が引き継いでおり、藤琴地区にとどまらず全町の住民が縁起物を持ち寄って行う町全体の小正月行事として定着している。