人材求め懸命アピール 高校生対象ガイダンスに43の企業・団体出展

 高校生の地元就職促進を目的とする「企業・業種ガイダンス」は15日、能代市落合のアリナスで開かれた。生徒数の減少などを背景に、地元企業の人手不足が続く中、ブースを設けた43の企業・団体の担当者は、業務内容や自社製品の魅力、仕事のやりがいなどを懸命にアピール。参加した高校2年生は真剣な表情で耳を傾け、地元企業の多様さに触れた様子だった。県山本地域振興局と同市、能代山本雇用開発協会(寺田雅彦会長)の共催。9回目の今年度は能代松陽と能代科学技術、能代・定時制、能代支援学校高等部から計268人が参加した。会場には製造、建設、運輸、小売、福祉といったさまざまな企業がブースを開設。管工事業を主体とする会社の男性経営者は「新入社員をしっかりサポートし、安心して働いてもらえる会社だと発信していきたい」と話した。

高校2年生が企業担当者のアピールに耳を傾けた(能代市のアリナスで)
高校2年生が企業担当者のアピールに耳を傾けた(能代市のアリナスで)

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