郷土芸能継承誓い新年会 餅つきも楽しむ 能代市の富根報徳番楽保存会

 能代市二ツ井町の富根報徳番楽保存会(米川貢会長)の新年会は12日、同町飛根の愛宕神社境内にある上地区町内会館で開かれた。参加者は番楽談議に花を咲かせて郷土芸能を守ることを改めて誓い合ったほか、つきたての餅で雑煮を振る舞い、和やかな時間を楽しんだ。新年会では会員や地域住民が、伝統の富根報徳番楽を巡ってよもやま話も交えて談笑した。さらに昔ながらの臼ときねで餅つきをする頃には町外からも人が訪れ、和やかに餅つきも実施。参加者は代わる代わるきねを持ち、2人一組で力を込めてついていくと少しずつふっくら軟らかい餅が出来上がり、つきたての餅を雑煮やきな粉餅、あんこ餅、ごま餅などにして振る舞った。

昔ながらの臼ときねで餅つきをして、会員や住民の親睦を深めた富根報徳番楽保存会の新年会
昔ながらの臼ときねで餅つきをして、会員や住民の親睦を深めた富根報徳番楽保存会の新年会

関連記事一覧

error: Content is protected !!