燃え盛る炎に願い込め 能代山本各地で「どんど焼き」

 正月飾りや古くなったお札、お守りなどを焚(た)き上げる小正月行事「どんど(どんと)焼き」が12日、能代山本の各地で行われた。それぞれの会場で住民たちは「今年もお世話になります」などとあいさつを交わし、燃え上がる炎を前に家内安全や無病息災を願った。このうち三種町の浜田獅子舞愛好会(清水秀男会長)による「浜田の大どんど焼き」は浜田農村公園で行われた。新年への願いを書いた過去最多150枚超の「天筆」が寒風ではためく中、縁起物などが入れられた竹やぐらは「パン、パン」とはぜる音を響かせながら燃え上がった。訪れた人には豚汁やゆで卵、甘酒を振る舞った。

天筆がはためく中、住民が今年1年の平穏を願った浜田の大どんど焼き(三種町浜田で)
天筆がはためく中、住民が今年1年の平穏を願った浜田の大どんど焼き(三種町浜田で)

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