伝統の能代凧作りに挑戦 今年度最後の「ちびっ子公民館」

 能代市中央公民館主催の「ちびっ子公民館」の能代凧(たこ)作りは10、11の両日、同公民館などで開かれ、参加した小学生が古里の伝統文化に理解を深めた。自然や歴史に触れる体験活動を通して自ら物事を考え、判断する力を身に付けるとともに、古里の良さを見直そうと毎年開催している。今年度は能代地域の小学3、4年生25人が登録。夏休みに宿泊体験や木工作体験などを行い、冬休みはピザ作りと能代凧作りを企画。能代凧作りが今年度最後の活動で、能代凧保存会(納谷正孝会長)の会員が講師になり、10日は鉛筆で下絵を書いて墨入れを行ったほか、竹組みにも取り組んだ。最終日は24人が会員2人と共に色塗りを実施し、完成後は市文化会館中ホールで凧揚げも楽しんだ。

伝統の能代凧作りに挑戦する子どもたち(能代市中央公民館で)
伝統の能代凧作りに挑戦する子どもたち(能代市中央公民館で)

関連記事一覧

error: Content is protected !!