ビニールハウスに鮮やかな緑 三種町で促成アスパラ収穫盛ん

 三種町で促成栽培によるアスパラガスの収穫が盛期を迎えている。ビニールハウス内の温床には鮮やかな緑色のアスパラが育ち、生産者が丁寧に摘み取って選別作業に当たっている。県内や関東地方などに出荷され、食卓を彩る。同町八竜地域では冬場に収穫できる農作物として、30年ほど前からハウスを活用した促成アスパラが生産されている。JA秋田やまもと(本店・三種町)のアスパラ部会長を務める檜森圭太さん(42)=同町浜田=は今年度、約38㌃に作付けし、年明けから収穫を行っている。栽培は1年がかり。昨年2月に種をまいて5月に畑へ苗を定植、育った根株を掘り取って11月にハウス内に伏せ込んだ。以降は、温水パイプを通した温床で温度管理に気を配りながら生育を促してきた。檜森さんのハウスでは、2月末まで収穫が続く見込み。

促成アスパラガスの収穫に励む生産者(三種町浜田で)
促成アスパラガスの収穫に励む生産者(三種町浜田で)

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