筆先に上達の願い込め 三種町で新年書き初め大会
三種町新年書き初め大会が7日、山本公民館で開かれた。参加した町内の児童生徒は新年の目標を掲げ、それぞれの課題と向き合って墨痕鮮やかに筆を走らせた。作品は、きょう8日から15日まで同施設1階ロビーに展示される。大会は、新年を迎えて書道の上達を願うとともに、文化振興を図ろうと、町教育委員会が毎年開催している。今年は事前に申し込んだ小学1年から中学3年まで30人が参加。講師を務めた同町鵜川の鳳来院住職で書家の茂林友道さんから筆の持ち方などの指導を受けた後、学年ごとに「みどし」(小学1年)、「一意専心」(6年)、「希望の船出」(中学生)などの課題に向き合い、はね、はらい、止め、文字の大きさや空間、全体のバランスなどに気を配って1時間で納得のいく作品を完成させた。