ジェイコー秋田病院、14日から産婦人科2人体制に 関口医師が非常勤で復帰
能代山本地域で、婦人科領域の受診環境がやや回復しそうだ。能代市緑町のジェイコー秋田病院(大塚博徳院長)の産婦人科に、同市下瀬の自院を昨年10月末で閉じた関口一彦医師(69)が非常勤医として復帰することが決まり、同病院で平成28年から産婦人科と漢方外来を担当している太田博孝医師(74)と共に、診療や妊婦健診などに当たる。2人体制は今月14日から。関口医師は平成11年まで秋田病院前身の秋田社会保険病院に勤務。同年、関口レディースクリニックを開業し、長年地域医療の一翼を担ってきたが、自身の体力低下もあり、昨年10月末で閉院した。しかし地域における婦人科領域の受診先の選択の幅が狭まったことに危機感を抱いた大塚院長からの誘いで、古巣への復帰を決意。週3日勤務で、外来業務に当たることになった。