地域経済の発展誓い230人交流 能代商議所新春のつどい
能代商工会議所(佐藤肇治会頭)主催の「新春のつどい」が6日、能代市柳町のプラザ都で開かれた。商工や農林、行政など各分野から約230人が参加して7年の幕開けを祝うとともに、人口減少や少子高齢化を背景に地域で深刻さが増す人手不足の解消策や地域経済の見通し、課題について意見を交わした。あいさつに立った佐藤会頭は、事業を進めるに当たり「無形は無敵」が鍵になるとし、「形にはまった事業で守りに入るのか、それとも形をなくし攻めに入るのか。変革の時代と言われる中、行ってみなければうまくいかない」と各企業の積極性に期待。会員企業の減少が続く中にあって起業する事業所も少なくないとし「企業に寄り添って、起業しやすい、仕事がしやすい環境を整えるのも会議所の使命。新しい世界に向かって頑張りたい」と述べた。