雪捨て場に軽トラ続々 住民らが年末年始の雪片付け
最大9連休の年末年始休みも最終日となった5日、能代山本地方は晴れ間ものぞく天候に恵まれた。除排雪作業にいそしむ住民の姿が目立ち、ここ数日で降った雪を荷台いっぱいに積んだ軽トラックが雪捨て場へと向かう様子が見られた。同地方は年末から年始にかけて雪が断続的に降る日が多く、県建設部によると、5日午前6時時点の積雪は、藤里町素波里が83㌢、三種町琴丘地域55㌢、能代市二ツ井地域53㌢など。昨年12月31日から連日1㌢以上の降雪があり、前日4日には約10㌢を観測した同市二ツ井町では、住民らが自宅や店舗・事業所の周辺で除雪に汗を流した。自宅近くに雪を捨てる場所がないという同町の50代男性は軽トラックに雪を積んで同町種地内の雪捨て場に搬入。「何回も運んで来ている。数年前の大雪の時と似てきた」と話していた。