地域防災を担う覚悟新たに 3市町で消防出初め式
能代市と八峰町、藤里町の消防出初め式は5日、各市町で行われ、参集した消防団員らが分列行進やまとい振り、式典などを通じて消防人の心意気や地域防災の担い手としての覚悟を示した。このうち能代市は、市文化会館大ホールでの式典に先立ち、畠町通りと二ツ井町中心部のきみまち商店街で分列行進を実施。能代地域では、斉藤市長や渡辺正人消防団長らが観閲する中、まとい振り隊・木遣(や)り隊の団員が「三三九度」「神田」「能代」の3演目を披露した。式典には、両地域の消防団員や消防職員ら約300人が参集。渡辺団長は「地域の安全・安心のため、住民に信頼される消防団を目指し、職務に鋭意取り組むことを誓う。団員の皆さんにも一層の精進をお願いする」などと訓示。消防活動に尽力した消防団員や消防職員の表彰も行った。