クアオルト歩き初め 健康づくりのスタート切る

 三種町クアオルト研究会(相原信孝会長)による新春ウオーキングが3日、同町鹿渡のことおか中央公園内にある「琴丘クアの古道コース」で行われた。町内外から約50人が参加し、要所で大きな声を出しながら、真っ白な新雪に覆われた公園内や林間、湿地帯を歩き、今年の健康づくりのスタートを切った。クアオルトはドイツ語で「療養地」や「健康保養地」の意味。研究会は平成25年に発足し、高齢化の進行で医療費や介護給付費の増加が地域課題に挙がる中、町民の健康に寄与するとともに、気候要素も生かしながらの運動、温泉入浴、健康食を組み合わせる「三種型クアオルト」を推進してきた。相原会長(67)は「『コツコツ楽しく、100歳まで健康で』というスローガンで、今年もみんなで仲良く交流しながら健康づくりに取り組んでいきたい」と話した。

雪が降る中で行われた三種町クアオルト研究会による新春ウオーキング(同町鹿渡で)
雪が降る中で行われた三種町クアオルト研究会による新春ウオーキング(同町鹿渡で)

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