再会約束、笑顔で別れ Uターンラッシュピーク

 年末年始を古里で過ごした人たちのUターンラッシュが3日、ピークを迎えた。能代市鰄渕のJR東能代駅では、秋田駅で新幹線「こまち」や特急「いなほ」に接続する上り列車の出発時刻に合わせて帰省客と見送りする家族が訪れ、待合室や改札口は混雑した。東京都から帰省していた50代男性会社員は、八峰町八森の実家に6日間滞在。「毎年帰省し、今年もゆっくり過ごせた。ハタハタが食べられなかったのが残念。また来年に期待する」と話していた。「こまち」上り線の指定席予約状況は、日中から最終列車までほぼ満席となったほか、大館能代空港から羽田空港(東京都)に向かう便の席がすべて埋まった。また、秋北バス(本社・大館市)は、能代─大宮(さいたま市)・池袋(東京都)間で運行する夜行バス「ジュピター号」で、2日は5台、3、4日は7台、5日は3台に増やすなどして対応する。

古里で年末年始を過ごした人のUターンラッシュがピークを迎えた(JR東能代駅で)
古里で年末年始を過ごした人のUターンラッシュがピークを迎えた(JR東能代駅で)

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