新雪踏みしめ頂上へ 八峰町の糠森山で元旦登山
能代山本各地で1日、登山が行われた。八峰町の真瀬山の会(伊勢均会長)は、同町八森の糠森山(標高208㍍)で恒例の元旦登山を実施。冷たい風に吹かれながら山頂に立ち、新年のスタートを切った。町内外から約20人が参加。保育園児や小学生も山頂を目指した。1日午前は日差しが届いたが、大みそか夜からの荒天による積雪が深く、参加者は雪を踏みしめながら歩みを進めた。頂上には社と鳥居があり、地元有志でつくる「ぬかもり会」から預かった正月飾りを取り付けたほか、社に鏡餅を供えた。山頂に強い風が吹きつけたが、日差しが届き、日本海の景色を望んだ。また、新年の平和と健康を祈願して万歳三唱したり、記念写真に収まったりした。