重さ100㌔の大しめ縄、日吉神社へ奉納 中川原注連縄伝承会3年ぶりに

 能代市の中川原注連縄(しめなわ)伝承会は27日、能代市御指南町の日吉神社にしめ縄を奉納した。3年ぶりに新調されたしめ縄が、初詣の参拝者を迎える。同会は、昭和49年から同神社にしめ縄を奉納してきた中川原注連縄奉賛会の休止を受け、3年に結成。次世代に技術を伝えようと、能代山本の若者や、長年しめ縄作りに取り組んできた地域住民らが手を取り合って活動している。同神社に奉納したしめ縄は、長さ約6㍍50㌢、重さは100㌔近く。15、22、25、26日の4日間で約20人が参加し、来年の干支(えと)「巳(み)」にちなんで大蛇をイメージして完成させた。27日は、朝からメンバーが同神社に集まり、社殿正面の梁(はり)などに取り付けた。伝承会は「初詣に来た時は、しめ縄を見たり触ったりして、伝統を感じ取ってほしい」としている。

中川原注連縄伝承会が日吉神社へ3年ぶりにしめ縄を奉納(能代市御指南町で)
中川原注連縄伝承会が日吉神社へ3年ぶりにしめ縄を奉納(能代市御指南町で)

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